コーヒーからお茶へ|都市計画

ポストキャピタリズムにおける新しい都市形成

ポストコロナでの都市形成のあり方を提案したプロジェクト。

資本主義の下、市場の囲い込みによって細分化された土地や都市空間を市民の「富」=「コモン」として取り戻すようにと考えました。コモンには所沢の名産の一つであるお茶の木を植え、住人だけでなく、地域住民にも開放され使用できます。「公共のお茶」の木は誰にでもアクセスできる「富」の一つとなり、「富」を地域住人みんなで管理します。既存の建物は一部を改修することで、「コモン」の空間を最大限活用できるようにします。都市を取り戻すことで、自分たちの住む町をより豊かに存続させるために市民それぞれが責任を持って管理するようにと考えました。