【募集】館長代理を募集します!

毎週土曜日の13:00-18:00にシン図書館で館長をしてくれる方を継続的に募集します。シン図書館は建築設計事務所シン設計室が運営する私設図書館になります。

館長代理のお仕事

  • 開館時間の土曜日の13:00-18:00に間にシン図書館、もしくはその隣の事務所にいてくれる
  • 13:00-18:00の間は本を読んだり、パソコンなど自分の作業をしてok
  • 本の貸出の対応をする
  • たまに飲み物を注文される方もいるので、注文があったら飲み物を提供する
  • 来館者の方に話しかけてもいいし、話しかけなくてもok(図書館なので)
  • 利用方法が分からなくて困ってそうな方には対応する(図書館なので)

ざっくりこんな感じのお仕事になります。現時点では、館長代理は館長である高橋と面識のある方に限らせていただきます。

継続的にやっていただくというわけではなく、空いている土曜日にやっていただく感じなので、1日単位でokです(もちろん沢山入れる人も大歓迎!)

こんな感じでよろしければ、土曜日に館長やってもいいよ!という方はインスタグラムのDM、もしくは公式LINEから希望日をお知らせください。

こんな方におすすめです

館長代理ですが、下記のような方におすすめです。

  • 本が好き
  • 人と話すのが好き
  • 自宅やカフェ以外でパソコン作業などをしたい(館長業務の間は隣の事務所で自分の作業をしてokです)
  • 地域の拠点づくりに興味があるから、1日お試しで拠点の運営側を体験してみたい

皆さまのご連絡お待ちしております!

館長代理をご希望の方はインスタグラムのDM、もしくは公式LINEから希望日をお知らせください。

館長代理の感想

館長代理をされた方の感想をご紹介します。館長代理をしようか迷っている方の参考になれば幸いです。

ろばぱかさん

ろばぱかさんは、シン図書館に近くにお住まいとのことで、去年初めてシン図書館に遊びに来てくれました。その後も常連さんとして何度が遊びに来てくださる中で、アルパカをモチーフにした絵を描いているということを知り、去年の11月にシン図書館で個展を開いていただきました

館長代理の募集をかけたところ、一番最初に連絡をいただきました。ろばぱかさんから、館長代理の感想をいただきましたので、ご紹介します。

公共の図書館よりも空間的に近い距離になるので、初対面だったとしても自然に声をかけることができて、改めていい空間だなぁと思いました!少しの会話からより話が弾んだりし、わたし自身が気分転換させてもらいました。
ひとりの時は、目を休めたり屈伸運動したり自由にさせてもらいましたので、快適に過ごさせていただきました!

ろばぱかさんのお得意の絵でも感想をまとめていただいたので、こちらよりご確認いただけます。

鈴木真理さん

鈴木さんはシン図書館の近くにお住まいで自宅に図書室も作ってしまうほどの本好きな方です。鈴木さんのInstagramで館長代理の感想を書いていただいたので、ご紹介します。

本日は、面白い経験をしてきました。
シン図書館(建築設計事務所-シン設計室さんが運営する私設図書館)の、土曜館長代理です。
棚の本読み放題です。建築、美術の本を始め、小説、哲学書などいろいろあります。
古い蔦の絡まる建物もいい雰囲気。
私は、ここに5時間、館長として座っているのですが、デザイナーさん、街おこしに力を入れているお爺さん、街の人たちが集えるシェアルームのようなモノを運営されている方。。。いろいろ面白い人達が集まってくるのです。
隣は、古本屋さん。とてもいい空間です。

高橋和巳さん

高橋さんは「とこたまラジオ」というウェブラジオのプロデューサーをやられています。所沢の面白い場所・人を紹介したい!という熱い思いで、色々なところに取材に行かれています。「シン図書館」も「とこたまラジオ」に出演したことがあるので、ぜひそちらも聞いていただければと思います。

シン図書館の館長代理、これは面白そう!と思って応募しました。館長の高橋さんの魅力の詰まった本棚(私は建築やデザインの本がお気に入りです)、そして集まる人々。一日代理を務めただけでも、この図書館の面白みを堪能できます。 来館者がいない時間は、自分の時間として使って良い、との事で、私は絵を描いて過ごしました。

館長代理の募集への経緯

シン図書館は、2023年5月5日でオープンから3年目になります。とても分かりづらい場所で、小さな図書館にはなりますが、所沢市の方はもちろんのこと、市外の方々にも遊びにきていただき、多くの方にご利用いただけるような場所になりました。

開館当初の自分が思っていた以上に、利用者の方に愛着を持っていただける場所になっており、嬉しく思います。私設図書館というと立派な施設のように聞こえますが、実際は四畳半の小さな部屋に館長の個人所有の本を置き、週に一度の午後だけ解放しているだけのこぢんまり活動になります。

とはいえ、私設図書館をやろうした思いは、割とスケールが大きいです。

開館当初に挑戦したクラウドファンディングにはこんな文章を書きました。少し長いですが、ご紹介します。

自分の財産である本を街に開放しようと考えたのは、本という知的財産と読む場を開放することで、少しずつお互いの共有財産を増やしていけないかと考えたからです。

資本主義下では「富」がどんどん「商品」に姿を変えていきます。例えば水といえば誰もが公平にアクセスできる「富」であるはずなのに、それがペットボトルに詰め込まれ、「商品」化してしまい、それまで地域の人々が共同利用していた水汲み場は立ち入り禁止となり、水を飲みたければその「商品」を買うしかなくなります。

私は私設図書館「シン図書館」をつくることで、「コモン」をつくりたいと思いました。
「コモン」とは共有財産のことです。自分の領域を街に開放する、自分の範囲(本と本を読む場所)を差し出してみることで「商品」化されたものを「富」へと戻していくことはできないか、「コモン」をつくれないかと考えています。

クラウドファンディングの全文をお読みになりたい方は『所沢にみんなの居場所となる私設図書館「シン図書館」をつくりたい!』からご覧になれます。

所沢にみんなの居場所となる私設図書館「シン図書館」をつくりたい! - CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

埼玉県所沢市にある築53年の木造2階建ての建物に誰もが安心して集える私設図書館「シン図書館」をつくるプロジェクトです。

私設図書館は自分一人で完結させるような場所ではなく、当初考えていたように共有財産として地域で育てていけるような場にできないかと考え、今回の館長代理を継続的に募集したいと考えるに至りました。

あと、正直なことをいうと、週に一度の開館とはいえ、私のスケジュールや体調によって折り合いをつけていくのがなかなか難しい、というところもありました。「ちょっと今日あんま体調良くないんだけど、今日開けないと月の開館数が余計に減ってしまう…」「あーここに予定入れたいんだけど図書館が…」みたいな感じで、私自身が変に義務感で続けるのでは持続性がないし、そもそも自分一人の場所として考えたわけでもない…ということで、利用者の方に助けてもらおう!と思った次第です。

「シン図書館」とは?

毎週土曜にだけ開館する建築設計事務所が運営する私設図書館です。開館日にお越しいただければ、無料で本を読んで過ごすことができます。設計事務所ならではの建築系の本から小説、哲学書、話題の新刊本まで、館長の個人所有の本を自由に読むことができます。LINEで会員登録していただければ、無料で本の貸し出しも可能です。