蔵書のご紹介
「原子力時代における哲学」を読む

東日本大震災が起きた時 昨日で2011年3月11日から11年が経ちました。 私は当時、大学4年生で卒業制作を終えて、我慢していたテレビゲームを日中やっていました。家には誰もおらず、1人だけでゲームをしている時に東日本大震 […]

続きを読む
蔵書のご紹介
職業の道楽化について

「私の個人主義」を読む 私は「働くとは何か」ということをよく考えます。 最近読んだ中で「働くこと」「仕事」について論じている本で、面白いと思った本を紹介します。夏目漱石の「私の個人主義」という書籍に収録されている「道楽と […]

続きを読む
蔵書のご紹介
人間にはいくつもの顔があることを受け入れる

「人間には、いくつも顔がある」 最近建築学生と話す機会が多く、「自分は建築に向いていないのでは」と相談を受けることがあります。建築学生に限らず、他の分野を学ばれている学生や社会人にもおすすめの一冊を今日はご紹介します。 […]

続きを読む
蔵書のご紹介
可塑性に富んでいる人が蝶番となっている

「『つながり』の精神病理」を読む 最近読んだ本のご紹介です。 中井久夫「『つながり』の精神病理」です。 去年心理学を教える友人から、図書館開館記念にプレゼントしてもらった本です。友人も読んだことないけど、なんとなくタイト […]

続きを読む
蔵書のご紹介
複数の仕事を請け負う自負

「私の財産告白」を読む 最近読んだ本のご紹介です。 本田静六「私の財産告白」です。 友人から「私は本多静六を参考に貯蓄をしている!」とお薦めされた本です。 本多静六は明治神宮をはじめとして、日比谷公園など全国で60以上も […]

続きを読む
蔵書のご紹介
出会いとは、敵と出くわすように大変なこともあるけれど

「心はどこへ消えた?」を読む 最近読んだ本のご紹介です。 東畑開人「心はどこへ消えた?」です。臨床心理士である著者のエッセイ本になります。 著者が実際にクライエントとのカウンセリングでの体験を交えつつ、エッセイが綴られて […]

続きを読む
コラム
ポルトガルのギマランイシュ

今日はポルトガルのギマランイシュを紹介します。 ポルトガルの第二の都市、ポルトから電車で1時間ほどで着きます。日本でいう京都的位置付けらしく、ポルトガル発祥の地ということです。 ギマランイシュが故郷というポルトガルの友人 […]

続きを読む
コラム
中村拓志「狭山の森 礼拝堂」

今日は中村拓志さん設計の「狭山の森 礼拝堂」を紹介します。こちらは私の地元の狭山湖畔霊園内にあります。 2本の柱を互いに立て掛け合う扠首(さす)構造で新しい合掌形式を実現したものになります。見上げると柱が2本ぶつかった構 […]

続きを読む
コラム
フランスのグラン・パレ

今日はフランスのグラン・パレをご紹介します。 グラン・パレは1900年のパリ万国博覧会の際に建てられた建物です。ファサード(建築正面部)はボザール様式の古典的な石造りとなっており、そこにガラスの大屋根がかけられています。 […]

続きを読む
コラム
藤本壮介「せとの森」

今日は藤本壮介さんの「せとの森」をご紹介します。 藤本壮介さんは1971年生まれの建築家で、国内外数多くのプロジェクトを抱えています。 この建築は企業の社宅です。家型の抽象的なボリュームとステンレスの波板が印象的な建物で […]

続きを読む